受け継がれる旨味の目利きAmano Teahouse

山乃尾から坂を下りひがし茶屋街を抜けると、創業 90 年を迎える天野茶屋がひっそりと佇む。

店内には、かつて茶葉を入れていた色鮮やかな藍色の茶壺がディスプレイされ、年季の入った天秤が歴史の重さを感じさせる。この天野茶屋は、山乃尾とは古い付き合いで今の店主で四代目。山乃尾の食事に出る加賀棒茶もここのものだ 。香りが葉の5倍ある緑茶の茎を、お店の蔵で焙煎した加賀棒茶。その焙煎機の煙の出方を見て味の目利きをする。

この手間暇こそが、昔から変わらぬ見事な旨味をつくり出しているのだろう。

(Journal1 Chapter3より)

Photographs By: 間澤智大

Text & Edited By: 岩井謙介

Articles

旅館、料亭に欠かすことのできない花。フラワーショップariaは、その世界観を左右する重要な要素を支えている。力強く幹を伸ばす枝ものをはじめ、生命力みなぎる花々を扱っている。